連載「僕の知事選、奮闘記」 〜敗軍の将、兵を語る〜

連載No34 政策の構成 2013/0827

 地方政府には、交戦権はなく、領土問題もない。しかしながら、県民の財産と生命は守らなければならない。何からだろうか?生命の安全確保は、「他国から」ではなく、「災害から」ということになる。これまでは専ら「自然災害から」だったが、最近は「原発事故」がこれに加わり、重要になってきた、新潟県の泉田知事が、原発再稼働問題で東電に「No」を突きつけたのが記憶に新しい。現時点で静岡県知事に課された最大の「県民の安全問題」は、「南海トラフ」などの自然災害と、「浜岡原発の再稼働問題」だ。(4)で論ずる。(ところで、「浜岡原発の再稼働問題」に関する「県民投票」は、一体いつ行われるのだろうか?確か、川勝県知事は「実施に前向き」だったはずだ。それとも、当方の記憶違いか?もっtも、「前向き」はどっちともとれる発言だ。ビジネスの世界では、期限を切らない口約束など無意味だ。)

 次に経済問題がある。現代は政治と経済が不可分になった時代だ。保守か革新かに関係なく、どの党も、どの候補者も、「経済政策」を打ち出す。「景気を良くし、雇用を守り、増やす」ための政策は、もはや政治にとって不可欠な政策となっている。前述したように、そもそも国家は「国際紛争」に対処するものだから、かつては「経済政策」は必ずしも主要な政策ではなかった。現代の国家は、おしなべて「産業主義国家」だが、それは将に現代の特徴なのだ。)

 私は自民党県連の推薦で出馬したのだから、アベノミクスとの親和性を強調すべきだった。(「民主党に押されて当選した川勝氏」と自民党政権との「ネジレ問題」を強調しておくことは言うまでもない。)「アベノミクスの3本の矢」の3本目の「成長戦略」に絞ることにした。こういった前向きで挑戦的な分野は、私にとっては得意な領域、将に「自家薬籠中」だ。漠然と「成長戦略」を論ずるのではなく、できるだけ具体的に論ずるために、①「既存産業の伸び代を現実化する」コトと、②「新成長分野」を探して集中投資するコトの2つに分けて、(1)で論じよう。①は「情報戦略」に基づいたマーケティングが鍵となる。②は、メタンハイドレード活用の「新エネルギー産業の開発」に絞った。

 (2)では静岡県の農産品のブランド化戦略と「情報戦略」について述べる。

 (3)で述べる「スポーツマンシップ教育」は、私のライフワークと言っていい。そして、前にも述べたように、「これが知事になるとできる」ことが出馬した最大の理由だと言っても過言ではない。

 

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日時: 2013.08.27|