連載「僕の知事選、奮闘記」 〜敗軍の将、兵を語る〜

階級断絶社会、アメリカ

久しぶりにBlogを書く。(Blog を書く時間は、この先タップリとありそうな2014年)

昨夜のコローズアップ現代をご覧になって、ショックを受けた人はっ少なくないだろう。

昨年(だったかな?)、「階級断絶社会アメリカ」という本で指摘されていた、二国分化(「二極分化」ではない)の問題だ。

これは10年ほど前に「グリーンゾーン」で既に指摘されていた。(映画の原作と言われているが、舞台がイラク戦争のテヘラン市内に設けられたグリーンゾーンだ,という以外に共通点はない)

イラク戦争時、アメリカ人が安心してくらせるゾーンを確保した。これがグリーンゾーン。そこ以外は全て危険地帯。日本阿智史観の奥参事官が爆殺された頃の話。(奥氏の現地での上司が上村司。どちらかが殺されることになっていた、司君から聞いた。彼は東大サッカー部の同期。田中眞紀子が外務大臣の時に、国会で思料で頭をひっぱたかれたヒゲの男。元灘高サッカー部。)

グルーンゾーンには水、電気などが全て確保されていた。それらのロジスティクスはハリバートンという会社が受注していた。軍隊のロジスティクス全てをアウトソーシングできるので便利だろう。が、この会社の元CEOがチェイニーだと知ると、話は違って来る。ディック・チェイニーはブッシュ政権の副大統領として、イラク戦争を推進した張本人だからだ。

ハリバートン社のイラク戦争期間の受注額は億円ではなく1兆円に達したのではないかな。チェイニーは退職時に同社の株をもらっている。無論、イラク侵攻時には、名義を変えているだろうが。発注側と受注側が一緒なのだよ。

これって、リーマンショック時の「金融出身者が政府の財務トップ」という構図と似てないか?

つまりアメリカにおいて、公的な領域が民間に浸食されているということ。これが国際的に推進されたのが、1990年代の「グローバル・スタンダード」だということが、今になって分かる。

イラク戦争後、ハリバートン社は、自治体の公的なサービスのアウトソーシングを受注するようになる。水道・電気、教育、公園、図書k難。そして消防、警察などである。何のことはない、地方の行政機関が提供するサービスの全てを遂行する能力があるのだ。

そこで富裕層は考えた。町に収めた税金の大半は、「公平さ」を確保するために貧困層に使われている、と。「所得の再分配」は税期jの重要な機能なんだが、これから逃げようとしたんだね。これは賢いことなのか?(マイケル・サンデルに聞いてみたいね。)

高い公的なサービスを受けるために、行政機能を全てをハリバートン社に発注しよう。そして我々お金持ちだけの町を作り独立しよう!と。これはアメリカ合衆国では合法なんだよね。国の成り立ちと、そこから作られた憲法の「自助の精神」で。・・・・ん???だよね。

昨年(だったかな?)「階級断絶社会アメリカ」が翻訳された。新しい和解富裕層は、自分達以外に関心がないそうだ。行政サービスの民営化と、ミーイズムの進行により、一つの国の中に、もう一つの国があるような状態に。(あれ、これは2013年度版の「このミス」で7位にランクインしたあのSF小説「都市と都市」が実態化した、っていうこと?まさにパラレル・ワールドじゃん!)

昨夜のクロ現では、公園閉鎖、図書館の開館時間の短縮、などがとり挙げられてていた。富裕層を失い、税収が落ち込んだ自治体が、公的サービスの予算をカットせざるを得なくなったのだ。警察官の解雇も増えているようだ。治安も歩くなるだろう。ついには監獄を維持できす開放した自治体も出てきたらしい。犯罪人がフツーに通りを歩く町!行きたくねえ〜!

シャレにならんね、アメリカ。99クラブの活動も宜なるかな。日本に生まれて良かったなあ、と。

この記事へのコメント

Leave a Reply

日時: 2014.04.23|