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吉本隆明に関する12章

タイトルは有名な○○のパロディーだ。
(○○は自分で考える、ヒントは「女」)

吉本の本か。
ちょっと手にとってみた。
12人が「吉本とテレビ」とか「吉本と漫画」とか
12のトピックをキーワードにして吉本の思想を考察している。
おもしろいものと、つまらないものがある。(当然だ)

面白いのは「漫画」と「論敵」。
「漫画」は四方田犬彦が書いている。
いやあ、これは立派なオタクだ。
70年代のガロを耽読していた、、てだけでオタク度A級でしょ。
リアル・オタク。
吉本は当然ながら漫画の『オタクではない。
漫画に関しては四方田が上。
四方田は吉本大先生が「漫画」を扱ってくださるなんて!
と感動しているにだな、結構可愛いね。

「論敵」は四国にいる松岡某氏。
全く聞いたことがない人なんだけど、指摘はするどい。
文章での喧嘩は基本的におもしろい。
野次馬を楽しませる。(「アグネス論争」は楽しめたね)
柄谷行人もこういうオタクにかかってはひとたまりもない。
まあ、有名人税なんだろうが。
でも主張には一定の真理はある。
喧嘩屋ゴ・チエイをちょっと髣髴とさせる。
飛ばし読みしながら楽しめた2時間弱。
これで十分、という本だな。

日時: 2007年08月28日 12:09 |

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