生物と無生物のあいだ
読了。
間違いなく名著。
一部で話題になっていたんで気になっていたが、読んでよかった。
恐らく今年、何か受賞するんじゃないか。
少なくとも「本の雑誌」の今年の新書ベスト5には選ばれるはずだ。
著者は生物学者なのだが、文体が流麗。文学している。
無論立論や話の構成は学者らしくしっかりしている。
エピソードが滅法おもしろい。
野口英世が学者として二流なだけでなく、結婚詐欺師まがいなヤツだったとは。
DNAの螺旋構造を発見したワトソンとクリックが、ズルをしていたなんてねえ・・・。
科学者ってえのは相当人間臭い・・・・っていうか俗物そのものだ。
しかし醍醐味はこれらのエピソードには無い。
本論の「生物とは何か」という問いそのものであり、
この本質的な問いに真摯に答えようとする筆者の姿だ。
哲学の無い科学はダメだ、と思う。
哲学の無い経済学もダメだし。
無論、哲学の無いビジネスは・・・Eitherでしょ。
次に書く本、あるいはコラムに使えるネタ、てんこ盛りの本だ!!
日時: 2007年08月21日 23:09
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