TSS「スポーツ総合研究所」

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高学歴ワーキングプアー

一昨日、Jディーバーの「石の猿」上下を読了。
巨匠らしく、手堅い。
ちゃんとどんでん返しが用意されている。
映画化されるといいね。

で、「高学歴ワーキングプアー」(光文社新書)に取り掛かった。
読みやすいので大学往復で読了。

来年から多摩大学の大学院に転籍するので、
「大学院が高学歴のフリーターを生産し続けている」
という問題提起は他人事ではない。

問題は構造的で深刻だ。
確かに「30歳で大学院で博士号取得」した人材の採用は難しい。
就職が難しいことが分かっているのに文部省が国策として大学院重視にシフトした理由が判明した。
少子化で18歳の大学入学者の絶対数が減る。
顧客が減れば市場は収縮する。
つまり大学の雇用は減る。職場を守るためには「どうすればいいか。
4年で卒業させなければいい、のである。
(悪)賢い!!
実際に大学と大学院を足した就学者数は少子化の中で減っていないのだ!!

これは一種の棄民政策だ。
この国の官僚は用心していないと何をやるか分からんなあ。
戦後の中南米移住促進、あるいは薬害肝炎問題と同じじゃないか!

まあ、当方が行く大学院は社会人相手の夜間大学院だから、
上記のケースには該当しない。
大体大学出ただけで社会人経験の無い人間が
MBAなんかに行って何が身につくんじゃい!!
他の分野であっても研究者になるのが第一の選択肢であろう。
大学院出たって、使い物になるわけがない。
現実に社会的な能力を欠いた教授連に教わっているわけだしなあ。

更に悪質なのは、博士論文の査読者の多くが博士号を取得していない事実。
そいつらに「不可」と判定されて専任の研究者になれず、
コンビニでバイトしながら年収200万円で耐えている30代・40代が「数万人規模でおるらしい。
労働力・人材の無駄だねえ。

日時: 2007年12月06日 17:25 |

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