TSS「スポーツ総合研究所」

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我孫子で講演

昨日、我孫子市の要請で講演。
テーマはスポーツ・観光による地域活性化だった。

具体論には入らずに基本的な考え方・取り組み方について講演した。
メッセージは2つ
1)「スポーツを理解しているか?」:ここがあやふや・曖昧であれば、行動にLegitimacy(正統性)は無い。
・「理解した」とはどういう状態か?
・スポーツとは何か?
・スポーツを理解する意味と意義

2)行動の「正しさ」の規準:
①目的の正統性(=Legitimacy)
②具体的な行動の「目的整合性」・・・作業・仕事が自己目的化していないか?
①と②に必要なことは、他者性の確保。
第一に「自己客観化」。第二に「他社/外部の評価」
小林秀雄は「中途までしかものを考えないうちに議論を始めるから、水掛け論が起きる」
(「アシルと亀の子Ⅰ」)と言っている。


自己客観化の能力を確保する一つの有効な方法は「乱読」だ。
今、店頭に並んでいる文庫で、成毛真が自分の読書術を披露している。
人物については余り信用していないけど、能力が高いことは認める。
「10冊同時平行に読め」というのは、まあ、極端だけど、
「すぐ使える」ノウハウ本は、すぐ使えなくなる」という指摘に納得。
碌でもないから読むな、には賛同!(「何とか父さんが云々」とかいう奴)

おススメはなるべく関連性の無い、極端に分野の違うものを読むこと。
これは明らかに脳への刺激になる。

例えば「ダーク」(桐野夏生)のあとに「「フェルマーの最終定理」(シン)を読み、
次に「人生の鍛錬~小林秀雄の言葉」(新潮新書)、次に「スポーツ倫理学」
「イノベーションのジレンマ」(クリステンセン)、「リスク」(Pバーンステイン)
と進み、「世界の中心でくだをまく」(小学館:これほど笑った漫画は10年ぶりだ!!)
なんて読み方をすれば、相当に脳の柔軟性は高まる。
(が、現在の友人を失うリスクはある。この点のについて私は責任を負う気はない。)

小林秀雄は「作家志願者への助言」の中で、以下のように言っている。
「心掛け次第で明日から実行が出来、実行した以上必ず実益がある。そういう言葉を本当の助言という」


日時: 2008年03月17日 11:54 |

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