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恐るべし、勝間和代

小学館のM井君と次の本の件でMTGした。
小学館新書でも勝間和代本を出しているんですよ
と渡されたのが「読書進化論」。

自分では絶対に買わない本の一つが勝間本。
友人の多くも「あれだけは買っちゃいけない」
と言っていた。
理由を聞くほど野暮じゃなし。

電車の中で、勝間本を読めるか?
誰か知人に会ってしまったら、相当に恥ずかしいだろう。
「そういう人だったんですかあ・・・」なんて思われるんじゃないか、と。
相手も困るだろう。
「まずいところを見てしまった。声かけるよ止めよう」とか。

昨年、縁あってディスカヴァー21社から新書を出そうか、と検討してもらった。
結局、出さなかったから、「縁は無かった」んだけど。
その時に、参考までに渡されたのが
「仕事ができる奴は筋トレもできる」(みたいなタイトルの)本。
これも本屋では手に取らないなあ・・・。
しかし、15万部くらい売れたらしい。

「読書進化論」で、勝間さんご自身が言うには
「私ゃあ、この2年で200万部近く売れたんよ。
1年で4冊も出したし・・・。」
「はい、そうですか」・・・と。

自己啓発本が売れているらしい、とは聞いていたが。
ちょっとお前ら、いい加減にしろよ!
なんてことを言うのも野暮だろうから言わない・・・けどねえ・・・。

「読書進化論」は、どのしたら売れる本が書けるか。
どうしたら本が売れるか。
これがなぜ「進化論」なのか、分からないが、
勝てば官軍、売れれば勝ち組、・・・ってことなんだろう。
冗談だろ・・・なんて野暮は言いっこなし。
「進化論」は200ページ余りだが、
書き下ろし部分は100ページに満たないだろう、
なんて指摘も野暮かなあ。

恐らく、勝間氏自身も「進化論」を出すのにはためらいがあっただろう。
(あった、と信じたい)
大手の小学館から「後進の新書なんで苦労してます。
ここは先生のお力で一つ!」なんて頼まれたら、
出すか!となったんじゃなかろか。

勝間本の固定顧客は、多分20万人くらいはいるだろう。
(データを信用すれば、だけど)
その信奉者たち向けに書いただろうから10万くらいはいくんだろうなあ。
(10万なんて軽く言っちゃった!!)
しかし、信者以外には、この本で一体何を語ろうとしているのか、
さっぱり分からんだろう。

似たものを求めると
幸福の科学の大川隆法君かな。
(大学の同期の一番の出世頭。何しろ教祖だから。
最近売り出しの藤原帰一君も敵わんよ。)
あるい綾小路公麻呂か。

勝間本の読者って、平気で電車内で、人前で勝間本を読んでるんかな。
いや、きっとこっそり読んでいるに違いない。
だから、同好の士(あえて同病の士とは言うまい)を見つけると
嬉しいのだろう。
でなければ、SNSだとか、オフ会の盛り上がりの説明がつかない。
コミュニティーは周りから白い目で見られると結束力が増す。

読者の個々人はきっといい人なんだろう。
でも、それが数十万いるというのが、
エラク気持ちが悪い。

人前で勝間本が読めないという感覚を大切にしよう!
・・・・・なんちゃって。

日時: 2009年05月21日 15:48 |

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