こんな殺伐とした生活が・・・
時々、「どこで読もうか」などと読む場所を考える本に出会う。
小奇麗なスタバで読むのに相応しくない本だったあるのだ。
マイケル・ギルモアの「心臓を貫かれて」は、陽だまりのカフェでは読めないな。
今朝、たまたま近所の巨大ショッピングセンターに行く用事があった。
その中にあるちょっと薄暗いカフェで、病院の順番待ちをしながら本書を読んでいた。
ふと回りを見回すと、平日の午前10時に大の大人の男が10名ほどコーヒーを飲んでいる。余裕がある感じはない。生業がしかと分かりにくい、まあ、はっきり言って場末感満載!といった風情である。
これは本書に相応しいんじぇねえの!?
著者の兄、ゲーレン・ギルモアは、かつて全米で話題になった死刑囚である。
理由は、自ら死刑を望んだ初のケースだったから。
ノーマン・メイラーが死を待つゲーレンにインタビューし、共著として本にしたという点でも有名だ。
ゲーレン・ギルモアは死刑に値するか?
それは疑いの無い事実だ。
ゲーレン自身、これ以上生きていたらさらに被害者が増えると認めた犯罪常習者である。
羊たちの沈黙を上回る凄まじい内容に、ただ打ちのめされるしかない。
映画化されたら、観る人は当分「嫌な気分」になるだろう。
日時: 2010年03月01日 19:38
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